裏千家茶道 草月流いけばな 北小金教室

お掛けものは、建仁寺の牧山老師に書いて頂いた好きな言葉の一つ、謝茶に致しました。何事にも感謝の気持ちが大切。花入は今は亡きM先輩が作って下さったもの…白玉を入れる予定でしたが今朝満開に…西王母を入れてみました。

前日に湿し灰を入れてしまえば良いのですが、やはり、皆さまにしっとりした灰の上に赤い炭を置いた時の清々しい気配を感じて頂きたく、湿し灰を入れ、釜を合わせました。

今月10月は名残の月…風炉の季節も今月で終わり…お軸は月と舟の画賛で清閑とお読みします。宗全籠の花入には残花を沢山入れてみました。縞芒、秋明菊、浜ぎく、白水引、藤袴、子規、友禅菊の七種が入っています。

秋晴れの良き日、宗名引次をさせて頂きました。お稽古をお休みもせず、毎月奥伝稽古を熱心にして下さいます。これからも茶の湯の楽しさ、奥深さを肌で感じて精進して下されば嬉しく思います。

コロナ禍の中、皆さま、お稽古に来て下さいます。密にならないように配慮しております。ハロウィンのお化けたちがコロナを退治してくれますように…