裏千家茶道 草月流いけばな 北小金教室

来月からのお稽古をまず、オンラインでとのご希望がありました。私も初めての事なので、先程準備をし、先方と繋がりました。小さいお子様がいらっしゃるので、稽古日でなくてもお互い時間が空いていれば、お稽古できます。

たいへいのいっきょくはたいかしる とお読み致します。天下太平を愛でる調べは、皆が知ってる…天下太平であるよう願いを込めてお軸を掛けました。大綱老師79歳の時のもの…1850年に書かれたものです。花は楚々とした雪の下…裏庭にひっそりと咲いていました。

風炉の準備は、いつでもお稽古出来るようにしてあります。棚は丸卓、水指は蜻蛉の図柄です。蜻蛉は前にのみ進み後ろに戻りません。蜻蛉は勝ち虫といい縁起の良いもので、季節を問わず使われます。現在のこの状況をしっかりと受け止め、勝ち抜いていきたいものです。

久しぶりに色紙を掛けてみました。

薫風自南来…爽やかな風が心地よく感じられます。少しずつ少しずつ先が見えてきました。

久しぶりに向獅子の香炉で香を焚いてみました。この香炉は主人の実家で昔から使っていたものです。