裏千家茶道 草月流いけばな 北小金教室

竹に上下の節有り 松に古今の色無し

仏教の妙理を表した言葉で対句になっています。世の中は全て同じであるはずがありません。それぞれ特徴や役割が違います。命は皆平等で差別するものはありませんが、節操の無い平等は自然に調和しないのです。

庭の姫大山蓮華が初めて咲きました。気がついたら膨らみ始めていました。その気品ある姿から、森の貴婦人と呼ばれています。花入は、有楽好の唐銅花入写、銘は、今宵の主（あるじ）…有楽がある茶事を催した際たまたま急用が出来、中座を余儀なくされ、自分の名代として床に飾ったとか…

炉の灰と風炉の灰が違うように炉の炭と風炉の炭も寸法が違います。いつでもお稽古ができるように用意が出来ました。

炉の灰と風炉の灰は違います。風炉の灰はとても滑らかです。振るいにかけ形を整えて、灰型を作っていきます。

今日から風薫る五月…床飾りを変えました。画賛は、五月の節句にちなみ 大雄峰。花は庭に咲いている紫蘭と姫小判草を入れてみました。