裏千家茶道 草月流いけばな 北小金教室

お友達のSさんのお庭に たわわに、そして楚々と咲いている春蘭。別名 じじばば…金沢へ旅した時、加賀懐石の つる幸で頂いた煮物椀…吸い口として ひっそりと入っていた事、思い出しました。茶花でも 品格を感じさせる花です。椿の季節も もうすぐ終わりを告げます。

投げ入れをお勉強している Nさんから、自宅で いけ込みをした写真が届きました。花型法にとらわれず のびのびといけて下さいました。ミモザアカシアの花言葉は 優雅、ポピーの花言葉は 感謝です。

春とはいえ 風の冷たい一日でした。

今日のお菓子は なごりの雪…と名付けました。下の部分は あえてつぶし餡、上の雪の仕上げには powder snowをあしらってみました。

3月の声を聴くと この棚でお稽古をしたくなります。淡々斎好の徒然棚…腰板に業平菱より意匠された透かしが施されていることから 業平棚とも言われます。釣り釜の時は五徳を外すので 五徳の蓋置をあえて使ってみました。

枝物は1月末にblogで更新した 芽出したばかりの 同じ枝 、さんごみずき。すっかり若芽が顔を揃えています。花器もいけた花も あえて 赤と白に…手前は 先日まで元気がなかった  木蓮の花、もうすぐ赤い花がこぼれんばかり…植物の生命力を感じます。