裏千家茶道 草月流いけばな 北小金教室

五月から風炉のお稽古が始まりました。今日のお軸は、百尺竿頭にして一歩を進む　とお読み致します。百尺の長い竿の先にたどり着いても、まだその先を目指して進むという意味です。風炉の季節になり、心新たにしてお勉強していきましょう。

兜の画讃をお出し致しました。大雄峰とお読み致します。掛け花入にはアマドコロと花筏を入れてみました。

鍾馗様はよく端午の節句に飾られます。魔除けの効験があるとされています。花は庭に咲く紫蘭を入れてみました。

炉の中の灰を全て上げました。この灰は真夏に湿し灰へと変わります。杓底一残水との言葉があるようにどんなものも細心の注意を払い大切に扱います。

いつもゴールデンウイークに風炉の準備を致します。まずは、半年間お世話にないった炉灰をふるいにかけていきます。炉の灰と風炉の灰は違うのです。