大炉の後炭は大変風情があります。焙烙を使いお手前を致します。雪輪瓦の向こうに湿し灰を落とし、大炉で使う陶器の灰匙をそこに刺しておきます。
この季節、午後からのお稽古は茶室に日差しが差し込みます。陰影の中でのお薄一服…日々の喧騒を忘れられるひとときです。
十一代玄々斎が咄咄斎の次の間の六畳の部屋に切ったのが始めてで、裏千家独特のものです。寒い時期にするお点前…薄茶をして頂きました。
2月の受験の季節になるとどうしてもこの画賛を掛けたくなります。牛と言えば天神様さま…花入は丿貫のような先輩が作って下さったもの…先輩が逝ってからもうすぐ一年になります…