裏千家茶道 草月流いけばな 北小金教室

この棚は、五行すなわち、木火土金水が全て棚の中にあり、10月の名残りの季節に用いられます。木は棚の上下にあり、火は風炉の中にあり、土は土風炉を使い、金は風炉釜、水は釜の中にあります。自然の森羅万象を象る台子の扱いと同じくするところに棚の名の由来があります。

第2、第4月曜日に流山生涯学習センターでお茶のお稽古をしております。お道具は持ち出しで、皆さんがセッティングをして下さいます。全て教えに則った道具組みは難しく、創意工夫で、楽しくお稽古をしております。

紅葉きんとんを作りました。まだ紅葉の彩りもまばらなので、赤の色を控えてみました。秋を感じさせる華やかな、時代の雲錦の器に入れてみました。

10月は風炉の最後、名残の月…花も盛りだくさんに時代籠に入れてみました。ご近所の茶友から、数種のホトトギス、秋海棠、紫式部などを頂きました。お軸は、白雲流水共に悠々…白雲流水のように何事にも動じずに修行ができたら素晴らしいですね

久々に玄関に秋の花々を生けてみました。真ん中の青紫色の花は竜胆…りんどうとお読みします。その根はあまりにも苦く、熊の胆より苦い、竜の肝 だという事からだとか…矢筈芒、吾亦紅に色づいた雪柳とともに…